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ばあちゃんと桃の缶詰

ど~もルークです。

いきなりですけど
“人生を変えた言葉”って言われて
即答えられますかね?

いつものペースで行くと
「答えろよ!」とか
「答えられないから稼げないんだよ!」とか
言いそうな雰囲気ですが
今日はそんな話じゃないんです


こと個人的な部分で言うと
これまでは“人生を変えた言葉”っていうよりは
“人生を変えた出来事”ってなると
去年の“あの日”に話したように
目立たず、おとなしく、いじめられっ子だったチビが
数カ月間の過酷な日々を乗り越え
真逆と言って良いほどに変貌した
“あの数カ月間の出来事”があったからだと思ってる

そんな話をしてもチンプンカンプンでしょうから
もし、興味がある方は過去記事にしてあるので
こちらのブログ記事でも読んでみてください

例の過去記事

http://tsuigeki.info/a/m/2921


で・・・ふと思い返して
よ~く、よ~く考えてみると

“人生を変えた出来事”

この出来事の最初の一歩とも言える
おばあちゃんの言葉が
“人生を変えた言葉”なのかなって
人生のまだまだ途中段階だけど思ったりしてる

その一言とは?


“明日、桃の缶詰ば開けてあげる”


この言葉を言われた日のことは
もう30年近くも前のことですが
強烈に覚えています

母親が入院し
父も仕事の関係で面倒を見れず
長崎に預けられて3日目のこと

それまでは自分の実家近くに住む
良く面倒を見てくれたおばさんが
一緒にいてくれたのですが
そのおばさんが帰ってしまった日

要するに
完全に長崎の家に預けられた
最初の1日目と言っても良いかも知れない

その日の晩は
声も涙も枯れるくらいに
本気でウァンウァン泣いたんです

そうですよね

母親もいない
いつも一緒にいるおばさんもいない

長崎の家にも全く馴染めていない

そりゃ小さい子どもにしたら
絶望的な状況なわけです

おまけに
頑固なじいちゃんは
横になり肘を頭で支え
テレビを見ながら
“ほっとけば良か!”の一辺倒

ナメネコ世代の
当時バリバリヤンキー兄ちゃんは(実際にはおじ)
“うるさかね~”

こんな言葉を投げつけられ
一体どこに泣き止む理由があるのでしょうか?

その様子を見ていたのが
泣き叫ぶ僕のそばで
どうしていいものか困った顔を浮かべ
ちょこんと正座をしていたおばあちゃん

抱っこしてくれたり
歌を歌ってくれたり
お菓子を渡そうとしたり
思いつくことはやってくれてたのは
頭にボンヤリと浮かんではいるものの
その言葉に何1つ答えることもできずにいた

もう何時間、泣き続けたでしょうか?

そして、ばあちゃんが立ち上がり
そっと耳元で囁いた言葉
それが


“明日、桃の缶詰ば開けてあげる”


この一言で
これまでが嘘のように泣き止んだことを覚えています


そんな一言でしたから
この言葉自体は
僕の人生の中でずっと覚えている言葉だったのですが・・・

よくよく冷静に考えてみると
別に桃なんて好きじゃないし
そもそも缶詰なんて言葉も知らないはず

アメやらお菓子やらは
既にもらっていたわけですから
自分で言うのもなんですが
何で泣き止んだのかがサッパリわからないんですよ

何でなんでしょう?

コピーライティングでいうことの
泣き止んで欲しいというオファー

それが上手く言ったのが
“明日、桃の缶詰ば開けてあげる”


なんで
この一言でオファーが通ったのか???

つーか
なんで“明日”?

泣くのを止めさせるのであれば
“明日”じゃなくて、すぐにあげた方が効果的ですよね?

なんで“明日”?

“明日”

!?

もしかすると
“明日”がポイントだったのか?と考えたわけです


泣いていたときは絶望的で
明日なんて想像が出来ていなかった

そこで
おばあちゃんは“明日”という未来を与えてくれたのではないか?

そして
子供ながらも無意識にも
“明日”という未来を与えられたことで
一種の覚悟を決めることが出来た

だからこそ
泣き止んだのかも知れないし
その瞬間から“人生を変えた出来事”の
本当のスタートを切れたのかも知れない


もっと冷静に考えてみると
ばあちゃんのラッキーパンチだと思うけど
そこは結果オーライ

後付であれ何であれ
ミッションは達成したわけです


そして
数カ月間の“人生を変えた出来事”を乗り越え
これまでの人格とは真逆になるような変貌を遂げ
親元に帰ることになった最後の1日

実を言うと
ちょっと前まですっかり忘れていたのですが
おばあちゃんと“ある約束”をしていたのです


“ドラヤキ持って、また遊びに来るからね!”


その後も何度も夏になると会いに行っていたのですが
約束はスッカリ忘れていたため
ドラヤキ無しで行っていたもんで

大人になって
母親ずてに聞いたのですが
ばあちゃんは会いに来るだけじゃなくて
リアルにドラヤキを楽しみにしてみたいで・・・

言われて
ふと思い出したもんですから

“この約束は男として果さんと!”と思ったわけ


このチャンスは今週末!

一人っ子の自分に取って
言わば弟のような存在のいとこの結婚式

つーか、ばあちゃんの初孫で最年長の俺が
いつまで経っても結婚しないもんですから
ようやく始めての孫の挙式を迎えることになる(汗

その時にこっそりドラヤキ持ってって
ばあちゃんに二重の驚きをプレゼントばしよっ!

と企んでいるわけです

ばあちゃんと会うのも13年ぶりだし

“30年前の約束を今こそ!!!”

まあ、検索すればちょっちょっと
高級なドラヤキは腐るほど見つかるし
クリクリっとすれば速攻で注文完了

でも、それって違くな~い???

なんて思って
「ドラヤキ 職人」
「ドラヤキ 神様」
「ドラヤキ 仙人」
「ドラヤキ ほこら」
「ドラヤキ 一筋縄では売ってくれない」
「ドラヤキ ある事件を堺にして作ってない」
などなど普通じゃ手に入らないようなドラヤキを捜す

料理教室に行くのだから
それこそ人生初の手作りドラヤキを
先生に手伝ってもらって作るのも面白いか?

いや~
ばあちゃんをどうやってビックリさせてやろうか!

サプライズを企んでる時というのは本当に楽しく
仕掛けるこっちとしてもワクワクしてたり

ただでさえ
孫の初挙式だってのに
ビックリドッキリ嬉しすぎて死んじゃったらどうしよっ

今でもドラヤキを楽しみにしてるみたいで
母が俺も結婚式に行くことを伝えたところ
「ドラヤキ覚えてるかね~」と言っていたらしい

こりゃ~楽しみじゃね~!







いよいよ、ばあちゃんの孫の初挙式1週間前

現在、長崎に来ています

朝まで新宿で飲んだ徹夜明け
母親からの電話を聞き
飛行機に乗り
バスを乗り換えに乗り換え
9時間掛かる旅路の果て

たどり着いたのは
ばあちゃんの眠る棺の前


こんなのアリですか???


あと1週間なんですが???




う~ん、どうしよう

今日の記事はゴールを決めずに書いてしまった

読み返してみると
ただの「自分が言いたいだけ」の内容になってる

アフィリエイトで稼ぐための学びを
読んでくれている人達に提供できてない

これじゃいけません

自分のライティングのポリシーに反します



さっきの一言に戻ろう・・・

“明日、桃の缶詰ば開けてあげる”

これは普通に
ばあちゃんのラッキーパンチだと思います(笑

だから“明日”という“フレーズ”には
全くもって意味を持たないのかも知れない
だけれども

“意味のないところから生み出した意味が
時として人生を変えることがあるんじゃないか?”

そう思うわけです

現にいじめられっ子だった男が
長崎じゃガキ大将とケンカしては怒られ
女の子のスカートをメクっては怒られ

良いのか?悪いのかは別として
大きな変化をしているのです


あくまで個人的には
これから先も人生はまだまだ続くわけで

もっと大きな出来事が起こることで
もっと大きな意味を持つのかも知れない

となると
本来であれば大きな意味を生み出すことのある
“意味のないこと”を見逃すこともあるかもしれない

いや、あるな

だからこそ
1つ1つの言葉や出来事に
ビンビンにアンテナを立てなきゃならないと思う


何かマインドチックというか
自己啓発色が強いというか
そんな感じの締めになりそうですが
今日のところは、こんな感じで勘弁してください(笑

悲しく切ない葬式だけで終ちゃわないように
式後は思いっきり“ハメ”外しますんで!
(家内の時だけなのでご安心を)



【追伸】

飛行機を降り
いくつものバスを乗り継ぎ
その途中の
バスターミナルで恐ろしく長い待ち時間が・・・

と目の前に
若い女の子が2人組

「こんな田舎にも、こういう子いるんだ~」

田舎にしちゃなかなか綺麗だし
ちょっと声でも掛けてみるかと思ったが
さすがに、ばあちゃんの葬式でそれはないべと自粛

すると数十分の間合い戦の均衡を破り
(何気にどう声掛けようと拮抗してる自分がいた・・・)
女の子2人組がとことこと近づいてきて

「あの~・・・」

(「長崎の子ば積極的かね~っ、
これぞイケメンの吸着力!逆ならバチも当たるまい!」)

「佐藤さんですか?」(佐藤=ルークの本名)

「ほぇっ?誰ですか???」

「私がナオ●でこちらがミナ●です」



正解は
まさかの“いとこ”

危ねぇ~っ!

ばあちゃんの葬式じゃなかったら
確実にナンパしちゃってたな(汗

てか13年前は小さい子どもだったのに
茶髪でいたらわからんとっ!



【追伸・2】

よくよく考えると
アフィリエイト始めてから
仕事に全く関係なく遠出するの初かも・・・汗

普通だったら移動中も
パソコン広げたり書籍読んだりするけど
今回は終始、ぼーーーっと景色を眺めてる・・・

ばあちゃんがくれた休日なのかも知れない

だって
バリバリにイーモバも入らないし(笑

【追伸・3】


目に入った信じられない看板

http://tsuigeki.info/a/m/2922

携帯が壊れたら切腹しますね(爆




【今日の記事作成の裏話】

正確には6月30日の料理教室終了後
朝まで歌舞伎町で飲んでまして
タクシーで帰宅後に寝ようと思ったら母からの電話

もちろん寝ないで即飛行機に乗り
夜にようやく到着・・・

皆が寝静まった夜
ばあちゃんの棺の前でいろいろと思い返す

「顔ば出してよ~」と言われても
全く顔も見せず13年・・・

その13年前も
じいちゃんの葬式で
恐らく24時間もいなかったかな(汗

「寂しい」よりも
悔しさや自分の愚かさの方が込み上げる

棺の前に何時間も構えましたが
ばあちゃんの顔も見れず行ったり来たり・・・

ぼーっとする時間を何時間も過ごし
気がつくと手元にはパソコン

仕事がどうとかじゃなく
今の気持ちで何を“記録”として残せるだろうか?

そして
その気持ちを
どのように読み手のメリットがあるものに仕立てられるのか?

言わば“挑戦”と“自分試し”のために
今日の記事は書いてみました

棺の前の坊さんが座る
見るからに神聖そうな椅子に腰掛け
あぐらをかいてパソコンカタカタ

どんだけバチあたりなんだと・・・


ルークとばあちゃんのエピソードを探る(リサーチ)

始めての読み手でもわかるように過去記事活用

記事としてアウトプットする中で
提供される側への学びと気づきを織り込む

いくつもの話を思い返しては文字にして消し・・・


線香花火の話
オネショの話
サンダルの話
麦わら帽子の話
イワシ団子の話
“100%”オレンジジュースの話
なついた野良猫を飼った話
その野良猫が失踪した話
更にその野良猫が子猫5匹連れてたくましく帰ってきた話(笑

まあ、あれやこれやと思い出し書くものの
情報配信として記事と仕立てるための結びつきが見つからない・・・


そして
相手にどうなってもらいたいのか?のオファー

ただの“何気ないワンフレーズ”に命を吹き込むライティング


ネット社会とは無縁の長崎の僻地で
これまたネットとは無縁のばあちゃんの話


それをネットビジネスと結びつけて出来たのが

“ばあちゃんと桃の缶詰”



読み返してみると
記事のゴールが甘いけど
あの晩だとこれが限界かな

ぼちぼち
皆さん、目を覚まされてるようですし(汗

まだまだヘボライターじゃけんね



~ルーキーズrule【ルークの教え】~

“結びつき”を意識すれば
自分の人生の中の全ての出来事を記事に出来る!

「ネタがない」とか言ってる場合じゃなかよ!



【業務連絡】

メール返信作業等は行ってますが
トリプルアローの追加特典等
作成の必要があるものは遅れます

もちろん後日にはなりますが
確実にお届けしますので
恐れ入りますが少々お待ち下さいませ。




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